仕訳帳エクセル無料配布|副業・フリーランス向け

仕訳帳エクセル無料配布|副業・フリーランス向け 日常業務
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経理AIコンパスの無料配布

副業・フリーランス向け
仕訳帳Excelを無料で配布します

登録不要・そのままダウンロード。入力すると科目別集計と試算表まで自動で出ます(免税事業者向け)

仕訳入力 日付・科目・金額 を入力するだけ 科目別集計 → 科目ごとの残高が出る 試算表 → 貸借が合うか確認できる
副業や開業したばかりの時期は、「会計ソフトを契約するほどではないけれど、帳簿はつけないといけない」という中途半端な状態になりがちです。かといって、まっさらなExcelに自己流で入力していくと、あとから集計できない・貸借が合わない・そもそも続かない、というところで詰まります。そこで、税理士事務所での実務経験をもとに作った仕訳帳Excelを、無料で配布することにしました。日付・摘要・借方科目・貸方科目・金額の5つを入力すると、科目別の集計と試算表が自動で計算される作りです。消費税の免税事業者(売上1,000万円以下でインボイス登録をしていない方)を対象に、あえて機能をしぼっています。この記事では、中身と使い方、そしてこのExcelで対応できないことも正直にお伝えします。
TOOL01
ダウンロードと中身——4つのシートで完結する
登録もメールアドレスの入力も不要です。そのまま保存して使えます

まずはダウンロードしてください。会員登録・メールアドレスの登録は必要ありません。ファイルを開いて、そのまま入力を始められます。

仕訳帳Excelをダウンロードする(無料)

入っているシート(4つ)
  • 仕訳入力: 実際に入力するシート。日付・摘要・借方科目・貸方科目・金額の5項目だけで、200行分用意しています(月15件ペースなら1年分が入ります。足りない場合の増やし方は後述します)
  • 科目別集計: 入力した仕訳から、科目ごとの借方合計・貸方合計・差引残高を自動集計します。手を入れる必要はありません。シート下部には入力漏れを見つけるための「検算」欄を用意しています(後述)
  • 試算表: 集計結果をもとに、資産・負債・資本・収益・費用の残高を一覧表示します。貸借が合っているかの確認用です
  • 科目マスタ: 使う勘定科目の一覧です。42項目を、資産・負債・資本・収益・費用の区分付きで載せています
⚠ このExcelは「免税事業者」向けです
消費税の区分(税区分)を入力する欄は、あえて設けていません。そのため、消費税の課税事業者の方には向きません
理由は、消費税の計算をきちんと行うには、1つの仕訳の借方・貸方それぞれに区分を持たせ、インボイス(適格請求書)かどうかまで管理する必要があり、Excelで中途半端に作ると、かえって間違いのもとになるためです。中途半端な集計欄を置くより、「免税事業者が帳簿をつける」ことに絞ったほうが確実に使えると判断しました。
売上が1,000万円を超えて課税事業者になった場合や、インボイス発行事業者に登録した場合は、会計ソフトへ移行してください。
TOOL02
使い方——入力するのは「仕訳入力」シートだけ
残りの3シートは自動で動きます。触る必要はありません

操作はシンプルです。「仕訳入力」シートの3行目から、上から順に入力していくだけです。集計シートと試算表は数式が組んであるので、入力すれば自動で反映されます。

入力の手順(3ステップ)
  • ① 日付と摘要を入れる: 摘要は「何に使ったか」が後から分かる書き方にします。「〇〇社 打合せ 交通費」のように、相手先と内容をセットで書いておくと後で困りません
  • ② 借方科目と貸方科目を選ぶ: 科目マスタにある名称と同じ表記で入力してください。集計はこの名称を目印にしているため、表記が揺れると拾えません
  • ③ 金額を入れる: 金額は支払った額(税込)をそのまま入力します。免税事業者は消費税を分けて記帳する必要がないため、内訳を考える必要はありません
✓ 科目名は「ドロップダウンから選ぶ」だけでOK
自動集計は科目名の文字が完全に一致しているかで判定しています。「消耗品費」と「消耗品」のように1文字でも違うと、その仕訳は集計に入りません
そこで、科目欄はドロップダウンから選ぶ形にし、一覧にない名称を入力するとエラーが出るようにしました。選んで入力しているかぎり、表記の揺れは起きません。もしエラーが出たら、その名称は集計されない綴りだという合図なので、一覧から選び直してください。
⚠ それでも不安なときは「検算」欄を見る
「科目別集計」シートの下のほうに、【検算】科目名の不一致チェックという欄があります。ここは「仕訳入力の合計」と「集計に拾われた合計」を突き合わせているだけの、単純な仕組みです。
借方の差額・貸方の差額が、どちらも0であれば正常です。0以外の数字が出ていたら、どこかの仕訳が集計から漏れています(科目名が一致していないか、集計範囲の外に書いてしまっている可能性があります)。月末にここだけ見る習慣をつけると安心です。
⚠ 行が足りなくなったら「途中に行を挿入」で増やす(末尾に書き足さない)
自動集計は3行目から202行目までを見るように作ってあります。そのため、203行目より下に直接書き足すと、その仕訳は集計に反映されません。しかもエラーは出ないため、気づかないまま進んでしまいます。
増やすときは、いちばん下ではなく「途中」に行を挿入してください。たとえば200行目あたりの行番号を右クリックして「挿入」を選びます(まとめて増やすなら、複数の行を選択してから挿入します)。集計範囲の内側に行を入れると、数式もドロップダウンも自動で追随します。数式を書き換える必要はありません。
✓ いちばんラクなのは「年度ごとにコピーして使う」
そもそも帳簿は1年ごとに区切るものです。確定申告も年単位なので、「2026年分.xlsx」「2027年分.xlsx」のようにコピーして分けるほうが、後から探すときもラクになります。この使い方なら、200行のままでもほとんどの方は足ります。
入力例(現金で電車代1,000円を払った場合)
  • 日付: 支払った日
  • 摘要: 〇〇社 打合せ 電車代
  • 借方科目: 旅費交通費 / 貸方科目: 現金
  • 金額: 1,000

「借方」「貸方」がまだピンとこない場合は、お金が出ていったら貸方に現金・普通預金、その使いみちを借方に書く——という向きだけ覚えておけば、ほとんどの取引は入力できます。

RISK03
このExcelでは対応できないこと——先にお伝えします
配布する側として、できないことを隠さずに書いておきます

無料で配る以上、「これさえあれば全部大丈夫」とは言いません。実際に対応できない範囲があるので、先に整理しておきます。

このExcelでは対応できないこと
  • 「優良な電子帳簿」の要件は満たせません(次の項目で詳しく説明します)
  • 1つの仕訳で3科目以上を使う複合仕訳には向きません。借方・貸方が1つずつの形なので、複数科目にまたがる取引は行を分けて入力する必要があります
  • 消費税には対応していません。免税事業者向けのため、税区分の入力欄も納税額の計算もありません(上で説明したとおりです)
  • 確定申告書・青色申告決算書の作成機能はありません。試算表の数字を見ながら、別途作成する形になります
⚠ 【重要】このExcelでは青色申告特別控除の75万円は取れません
令和8年度の税制改正で、青色申告特別控除に75万円の区分が新設されます(適用は令和9年分=2027年の取引について、2028年に行う申告からです)。この75万円を受けるには、複式簿記とe-Taxでの申告に加えて、「優良な電子帳簿」の保存などの要件を満たす必要があります。
優良な電子帳簿の要件には「訂正・削除の履歴が残ること」が含まれます。Excelは上書き保存すると前の内容が残らないため、この要件を満たせません。つまり、このExcelで記帳を続けても75万円の控除は受けられません。75万円を狙う場合は、要件に対応した会計ソフトが必要になります。

逆に言えば、65万円までの控除を前提にするなら、Excelでの記帳でも問題ありません(65万円は「複式簿記+e-Taxでの申告」が要件で、優良な電子帳簿までは求められません)。まずは「帳簿をつける習慣そのものを作る」のが目的なら、このExcelで十分に足ります。

⚠ 書面での申告は、令和9年分から大きく不利になります
令和8年分までは、複式簿記で記帳していれば書面で申告しても55万円の控除が受けられました。しかし令和9年分からは、e-Taxで申告しない場合の控除額が10万円になります控除額が45万円減るということです。Excelで記帳を続ける場合でも、申告はe-Taxで行うようにしてください。ここは記帳の方法ではなく、申告の方法の問題です。
TOOL04
続けるコツと、次に必要になるもの
記帳でつまずく理由は、たいてい「難しさ」ではなく「間隔」です

実務で見ていると、記帳が続かない人の多くは「やり方が分からない」のではなく「まとめてやろうとして溜める」ところでつまずいています。3か月分をまとめて入力しようとすると、レシートの内容を思い出せず、摘要が書けなくなります。

続けるための3つのコツ
  • ① 週に1回、15分だけ入力する: 溜めないことが最大のコツです。1週間分なら記憶が残っているので、摘要が書けます
  • ② 迷ったら摘要に「なぜ」を書く: 科目で悩んで手が止まるより、先に入力して摘要に事情を残すほうが建設的です。科目は後から直せます
  • ③ 月末に「検算」欄の差額が0かだけ見る: 中身の正しさは後回しでかまいません。「科目別集計」シートの検算欄で差額が0以外なら、どこかで入力ミスがあるというサインとして使います
✓ 会計ソフトに移るタイミングの目安
①売上が増えて取引件数が月50件を超えたとき、②消費税の課税事業者になったとき、③青色申告特別控除の75万円を狙うとき——このいずれかに当てはまったら、会計ソフトへの移行を検討する時期です。とくに③は、令和9年分(2027年の取引)から適用が始まるため、準備は2026年のうちに考えておく必要があります。優良な電子帳簿は「課税期間の最初から」要件を満たしている必要があり、年の途中から切り替えても、その年の適用は間に合わないためです。逆に言えば、それ以外はExcelで十分です。売上が小さいうちからソフト代を払い続ける必要はありません。

なお、勘定科目の判断や書類の保存期間で迷ったときのために、無料で使えるWebツールも公開しています。あわせて使うと、記帳中に手が止まる時間を減らせます。

経理の無料ツール集もあわせて見る

まとめ: まずは「続けられる形」で帳簿をつけ始める
POINT 01
登録不要でダウンロードできる
→ 入力するのは仕訳入力シートだけ
POINT 02
科目はドロップダウンから選ぶ
→ 一覧にない名称はエラーで弾かれる
POINT 03
Excelでは75万円控除は取れない
→ 訂正削除の履歴が残らないため
POINT 04
65万円までならExcelで足りる
→ ただし申告はe-Taxで行う
POINT 05
溜めずに週1回15分だけ入力する
→ 続かない原因は難しさより間隔
POINT 06
月末は検算欄の差額だけ見る
→ 0以外=入力ミスのサイン

帳簿は、完璧に作ることより、まず続けることのほうがずっと大事です。1年分の記録が残っていれば、多少の科目の間違いは後から直せます。逆に、記録そのものがなければどうにもなりません。まずはこのExcelで、「毎週15分」から始めてみてください

入力したものが合っているか、不安になったら

「この仕訳で合っているか分からない」「試算表の貸借が合わない」——ひとりで悩むと時間だけが過ぎてしまう部分です。税理士事務所での実務経験をもとに、資料の確認やお金まわりのご相談も承っています。

ココナラの出品サービスもありますので、そちらもご活用ください。

お金の悩みやそれにまつわる疑問や相談お受けします

この記事および配布するExcelファイルは、2026年8月25日時点の情報にもとづく一般的な情報提供であり、個別の税務判断を行うものではありません。配布するExcelは消費税の免税事業者を対象としており、消費税の計算・申告には対応していません。課税事業者の方はご利用いただけません。実際の記帳・申告にあたっては、取引の実態や事業の状況によって適切な勘定科目・税区分が異なる場合があります。判断に迷う場合は、税務署または税理士にご相談ください。配布するファイルは利用者ご自身の責任においてご使用ください。ファイルの利用により生じた損害について、筆者は責任を負いかねます。また、青色申告特別控除および電子帳簿保存の要件は今後の法令改正により変わる可能性があるため、適用にあたっては国税庁の最新情報をご確認ください。なお、本記事にはアフィリエイト広告および筆者自身の出品サービスの紹介が含まれています。
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